2024年6月のリリースより安定した人気を誇る『XEALT S3F』

全5車種をラインナップする『XEALT』シリーズの中でも、最も標準装備が充実しており通期通学、お買い物からツーリングまで多様な用途に対応するe-bikeです。今回はおススメ要素満載な『XEALT S3F』を仕様から実走レビューを交えてモトベロスタッフが詳しくご紹介します。

【レビュー】パナソニック『XEALT S3F』実走レビュー

【Panasonic『XEALT S3F』とは】



ニッポンのフィールドを遊び尽くすをコンセプトにつくられたパナソニックのe-BIKE「XEALT(ゼオルト)」シリーズの中でも、最新のオンオフ問わず使えるオールラウンダーモデルです。

段差の乗り上げ時でも安定した走行を実現するフロントサスペンションを標準装備。27.5×2.0のワイドタイヤを採用による安定した走行感、日常使いでも便利なライト・リアキャリア・フェンダー標準装備など、充実の初期装備による機能性の高さが特長です。

また、390 mmと440 mmの2種類のフレームサイズの展開で、148㎝~180㎝と幅広い適応伸長により、体格に関係なく乗れるスポーツバイクで、通勤通学から週末のアクティビティーまで幅広い用途にご利用頂けます。

≪SPEC≫

  • 重量:24.0kg
  • フレーム :アルミ合金製フレーム
  • サイズ:390mm (適応身長148~170cm)
  • サイズ:440mm (適応身長159~180cm)
  • ギア:外装7段
  • タイヤサイズ:27.5×2.0
  • バッテリー:25.2V×12.0Ah(ダウンチューブバッテリー)
  • 走行距離:HIGH 45Km / AUTO 54Km / ECO 90Km
  • 充電時間:約4.0時間

【充実した標準装備】

『XEALT S3F』の一番の特徴ともいえる充実した標準装備。ここでは主な4つの装備を紹介します。

≪フロントサスペンション≫


『XEALT』シリーズの中では「M5」と「S3F」にのみ搭載されているフロントサスペンション。「S3F」は街乗りに適したストロークとなっており、段差などの乗り越えがスムーズかつ身体への負担を軽減されます。

≪前後フェンダー≫



27.5×2.00のタイヤをカバーするフルフェンダー。フレームやタイヤとのクリアランスが適正なのも純正仕様ならではです。スマートな見た目でタイヤに沿って装着されている為、タイヤと一体に見えるデザインも良いポイントです。

≪リアキャリア≫




耐荷重10kgのリアキャリア、座面が広めでバスケットの取り付けに対応しているほか、パニアバッグとの相性も抜群です。標準装備されているリアリフレクターをリアライトに変更することで夜間走行の安全性も向上します。

≪フロントライト≫



小さくても遠くまで明るく照らせる高性能LEDランプ。他のPanasonic 電動アシスト車両と同じくバッテリー電源使用するため、ライト単体での充電は不要です。ハンドル位置に装着されたライトは対向車からも見えやすく夜間でも安心して走行することができます。

【実走レビュー】


実際に横浜港北スタッフの通勤路を走行してみました。主に川沿いをゆったり走る、走行距離6.5kmの通勤路です。坂道は少なく平坦な道が多めです。

平坦ではあるものの荒れた道が多く、細いタイヤの車両での走行には向いておらず、太めのタイヤの車両の方が安心感をもって走行ができます。ここではスタッフが実際に走行して感じた印象をもとに『XEALT S3F』の良さを紹介します。

≪1:快適なストップアンドゴー≫


川沿いの走行がメインのため、赤信号で止まることはない通勤路ですが、画像のように一定間隔で車両止めに遭遇します。定期的な減速と停止を強いられるわけですが、「カルパワードライブユニット」を生かしたスムーズなストップアンドゴーはこの辺りもストレスフリーな走行が可能です。

≪2:圧倒的な登坂力を発揮するカルパワードライブユニット≫


ストップアンドゴーでも性能の高さを見せてくれた「カルパワードライブユニット」ですが本領を発揮したのはやはり登坂力です。こちらの画像は通勤路で唯一の上り坂、斜度はかなりありペダルバイクであれば押し歩きになるところです。

「カルパワードライブユニット」の抜群のトルク性能を駆使しあっという間に登りきることができました。体感的には平坦な道をスピード走行するより、ペダリングに負担がなく楽に感じました。

上位機種の『XEALT M5』や『XEALT S5』にも匹敵するといっても過言ではない登坂力に「カルパワードライブユニット」凄さを体感することができました。

≪3:夜間走行に最適なフロントサスペンション≫



段差や荒れた道を走行する際、ライダーの負担を軽減してくれるフロントサスペンションですが、本当の恩恵を得られるのは夜間走行時かもしれません。夜間は当然周辺が暗くの景色が見えずらいものですが、加えて路面の状態をライダーが把握しにくい状態です。日中であれば目視で回避できる悪路や段差に意図しない形で侵入してしまうこともしばしば...

そんな時フロントサスペンションは周囲の明るさに関係なく常に働いてくれ、意図しない悪路からも負担を軽減してくれます。「多少の段差や悪路は大丈夫」という安心感の中、走行できることも大きなポイントです。

≪番外編:NO ASSISTモードでの走行≫


「カルパワードライブユニット」の素晴らしさを体感した後に「NO ASSIST」走行も試してみました。

重量24.0kgの『S3F』、流石に重くて漕ぎにくいかと予想していましたが、「NO ASSIST」でもとても加速がスムーズで難なく時速20km以上に達します。ストップアンドゴーを繰り返す際はさすがにストレスを感じますが、一度スピードに乗ってしまえば減速しにくくペダリングの維持も負担がありません。

万が一バッテリーが少なくなってしまっても安心して走行できることは良い点です、あえてバッテリー温存のために「NO ASSIST」を使用するのもアリだと感じました。

【モトベロ全店でご試乗が可能】


いかがでしたでしょうか、今回は『XEALT S3F』の基本的な性能や特徴を中心に実走を踏まえてご紹介しました。さらにおススメの点としてカスタムのしやすい点です。車両全体がスポーツバイクの標準的な規格で構成されいていることからさまざまなカスタムパーツに適応しやすくお好みの1台に仕上げることも可能です。

カスタムについてのご紹介はまた次の機会にするとして、まずは実車の走行感を体感してみることがおススメです。今回ご紹介しましたPanasonic『XEALT S3F』はモトベロ全店でご試乗が可能です。

ぜひお近くのモトベロでPanasonic『XEALT S3F』の性能を体感してみてださい。

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