BESVブランドのe-bikeといえば「PSA1」をはじめとするPSシリーズに加え、「JF1」など軽量なe-bikeとして評価が高いJシリーズが多くの支持を得ています。
今回はご紹介する機会は少ないものの、確かな性能を備えているTRシリーズの最新モデル「TRS1.3」をレビューをお届けします。舞台は、国内屈指の本格的MTBダウンヒルコース「富士見パノラマMTBパーク」。
この過酷な環境でTRS1.3を走らせ、その真の性能を確かめてきました。ぜひ最後までご覧ください!

Contents
【実走レビュー】TRS1.3 in 富士見パノラマMTBパーク
【BESV 『TRS1.3』とは】


『TRS1.3』は、スポーツバイクの本場に拠点を置くBESV EUによって開発されたe-MTBです。
前後サスペンションの160mmの大きなトラベル量を持つことで、岩場や急な下り坂でも優れた衝撃吸収性を発揮し、安定した走行が可能になります。またシマノeバイクシステムの最上位グレードのE8080を採用。
強力なアシスト性能とダイレクトで自然なペダルフィーリングは、すべてのトレイルにおいてスムーズでパワフルな安定したアシスト走行が可能です。
≪SPEC≫
- 走行可能距離:175km
 - 充電時間:約4.5時間
 - バッテリー容量:36.3V×17.5Ah/630Wh
 - タイヤサイズ:29×2.6(仏式)
 - 適応身長:S_約163cm以上/M_約173cm以上
 - 変速数:外装12速
 - 重量:S:26.3kg/M:26.5kg
 
【実走レビュー】
≪富士見パノラマMTBパークとは≫


長野県富士見町に位置する日本最大級のMTBパーク。
公式サイトはこちら
→https://www.fujimipanorama.com/mtb/
ゴンドラを使って標高差約730mを一気に登り、多彩なダウンヒルコースを走り抜けることができる、MTBライダー憧れのスポットです。今回は以下の2つのコースをメインに走行しました。

≪グリーンコース(初級者向け)≫
滑らかなバームや小さなジャンプが続く、走りやすく楽しいレイアウト。TRS1.3の強力なアシストにより、緩やかな登り返しも苦にならず、流れるような走行感を楽しめました。
≪ブルーコース(中級者向け)≫
よりテクニカルでスピード感のある中級者向けトレイル。
160mmトラベルの恩恵を特に感じられ、ギャップや根っこをしっかり吸収し、スムーズに走破。下りでも暴れず、路面にしっかりグリップしてくれる感覚が印象的でした。
【まとめ】

「e-MTBだから登りが楽」という域を超えて、「テクニカルな下りを本気で楽しめる」スペックをしっかり備えた1台。
とくにフルサス160mm×シマノE8080という組み合わせは、国内で試せるe-MTBの中でもトップクラスの走破力を感じました。
今回、ご紹介しましたBESV『TRS1.3』はモトベロ全店で取り扱いをしています。オールラウンドなe-MTBをお探しの方はぜひモトベロまでお問い合わせください。
【受注生産の特別限定車】
ご紹介した、TRS1.3が世界最高峰のサスペンションブランド FOX のトップエンジニアが専用チューニングを施した特別仕様のスペシャルモデルの受注生産モデルが発表され、絶賛受付中です。
2025年12月末までの期間限定となります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。




