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昨今話題のe-bikeは、ロードバイク(舗装路の高速走行)や、マウンテンバイク(山道)など様々なシーンや、目的に特化した専用設計による高い走行性能が特徴です。

中でも、”荷物を運ぶ”という機能に特化した「eカーゴバイク」は、e-bikeならではのパワフルなアシストや積載しやすい専用設計のフレーム(車体)、キャリア(荷台)が特徴で、キャンプや釣りなどのアウトドアレジャーシーンでの活用はもちろんのこと、”荷物を運ぶ”という特性を活かして、お子様を乗せて移動するファミリー車としての活用を注目されております。

今回はこのeカーゴバイクから、人気のBRUNO「e-tool」と、Tern「HSD P9」を比較をしながら、eカーゴバイクの魅力や特徴をご紹介いたします。

 

eカーゴバイクの特徴

e-bikeならではのハイスペックユニット

※ユニット:バッテリーやスイッチ、モーターなどの電装部品

e-bikeの特徴として、大容量バッテリーや、高出力モーターの搭載があげられます。

e-toolは「SHIMANO STEPS E5080」を搭載。

シンプルな構造から、SHIMANO製ユニットシリーズ「STEPS」の中で最軽量を誇り、追い風を受けて進むようなナチュラルなアシスト感とコストパフォーマンスの高さが特徴のモデルです。

街中でよくある、信号待ちからのストップ&ゴーでもストレスなく、自然なアシスト感による快適な乗り心地で、最長約140kmのアシスト走行が可能です。

 

HSD P9は「BOSCH Active Line Pius」を搭載。

アップダウンのあるタウンユース向きのユニットで、静かな作動音からは想像つかないほどパワフルかつ癖のないアシスト感で、日常使いからスポーツサイクルまで幅広いシーンに対応します。

こちらも、最長約100kmの航続が可能な大容量バッテリーを搭載しており、最大トルク50Nmのモーターパワーは十分にパワフルで魅力的です。

どちらの車種も、世界的に評価の高いハイスペックユニットが搭載されておりますが、

・e-tool「SHIMANO STEPS E5080」:自転車の漕ぎ心地がきちんとあり、ギヤを繋いで変速しながら、スポーティに走りたい方向け。

・HSD P9「BOSCH Active Line Pius」:漕ぎ心地の軽さと、しっかりとしたアシスト感が好みの方向け。

といった、ユニット自体の特性に違いがあります。

大容量積載が可能なキャリア

荷物を運ぶためのeカーゴバイクですので、どちらの車種にも耐荷重の高いリアキャリアが搭載されております。

e-toolは最大積載荷重50kgリヤキャリアを搭載し、好みのバスケットやボックスを装着する事でたくさんの荷物が運ぶことが可能です。

車体の延長のような設計のため、リヤキャリアがボディカラーと同色なのもお洒落なポイントです。

 

HSD P9は最大積載荷重60kgリヤキャリアを搭載、また、耐荷重20kgのフロントキャリアをオプションとして追加することも可能な正に”積載モンスター”と呼べるeカーゴバイクです。

 

積載量ではHSDの方が優れ、多くの荷を積むことが出来ますが、車体重量が大きく異なるため、ご使用環境や用途に合わせて選択されてみてはいかがでしょうか。

【車体重量比較】

・e-tool:18.6kg(リアキャリア最大積載荷重:50kg)

・HSD P9:25.7kg(リアキャリア最大積載荷重:60kg ※車両耐荷重170kg)

(※公道走行には使用される自治体ごとに積載量の規則・制限が御座いますので、こちらを確認の上ご使用ください。)

【積載イメージ】

e-tool

HSD P9

特徴的な各種仕様

eカーゴバイクの特徴として、安定した積載を可能にするため、全長が長めの設計となっております。

しかし、e-toolはコンパクト(全長170㎝)かつ、軽量(重量18.9㎏)設計のため、女性や小柄な方でも無理なくご使用頂けます。

HSD P9は、「セミフォールディング」と呼ばれるハンドルの折りたたみが可能なため、車体の高さや幅により難しい事の多い車載のシーンに適しています。

 

またHSD P9は、可変式ハンドルステムが搭載されており、ハンドルの握る位置が前・後、上・下に可動できるため、乗られる方の体形や好みに合わせたベストなポジショニングを実現できます。

どちらも、こだわりの特徴が満載で、機能的なe-bikeの奥深さがうかがえます。

おまけ:子供乗せ仕様について

 

どちらも画像のように、前述した積載目的の標準装備のリヤキャリアを活用して、お子様用のチャイルドシートを搭載することが可能です。

e-toolは両立スタンド標準装備、HSD P9は画像の純正オプションパーツがございます。

※子供乗せ仕様には、停車時の安定性確保の観点から「両立スタンド」が必要となります。
※上記HSD P9の子供乗せ画像は両立スタンドを設置していないイメージとなります。

今回ご紹介しきれなかった、eカーゴバイクの魅力はまだまだございますので、ご興味のある方は、ぜひご試乗も含め、お近くのモトベロまでご来店ください。

「e-tool」のオンラインショップでのご購入はこちら  「HSD P9」のオンラインショップでのご購入はこちら

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